あんを訪ねる

ないとう製餡、その由来は……

製餡発祥の地、静岡県の興津という所にある「八幡神社」に「製餡発祥の碑」があります。
明治に、北川勇作が発案し内藤幾太郎と共に、あんこを大量に作れるように考えて、製餡所つまり「あんこ屋」が出来たということです。

代表の母親も、旧姓は「内藤」郷里は「興津」、代表自身も保育園に入るまでは「興津」に居たこともあり、内藤さん側の一族だと喜んでおりましたが…
日本全国にあんこ屋の技術をもって散らばったので、あんこ屋には「北川」と「内藤」が多いらしく、餡組合の方がおっしゃるには、「あんこ屋のほとんどは、どちらかの一族でしょう」とのことでした。


長寿の秘訣は、毎朝食べる自家製あんこ

株式会社ないとうの創業者である望月俊晴は、享年90歳。生前は毎日出社し、後継の職人たちに餡炊きの技術を教え、PC操作もこなします。

健康長寿で現役の望月は元気の秘訣を聞かれると、「毎朝食べる自家製あんこのおかげ」と答えています。事実、焼いた食パンにバターをぬって、自家製のあんこをのせた「バター餡トースト」を毎日食べて、仕事に向かいます。挑戦とユーモアを忘れないパイオニア精神は歳を重ねても変わりません。


不老不死の伝説、徐福

新宮市の阿須賀には徐福伝説があります。徐福は秦の始皇帝の命により、不老不死の霊薬を求めてはるばる中国から熊野の地に渡来したと言われています。徐福はこの地で自生していた薬木「天台烏薬」を見つけましたが、温暖な気候と住民の温かさに触れ、熊野の地が気に入り永住したようです。開墾し、紙すきや捕鯨の技術を伝えたともいわれています。

ないとう製餡所は、徐福が上陸したと言われている河口跡に建っています。

畑地製菓舗(和菓子屋)

地元住民に愛されてきた和菓子の老舗店です。新宮駅から徒歩5分の場所に本店があり、イオン新宮店でもたくさんの商品が購入できます。

かしわ餅・さくら餅などの生菓子、どら焼き・紅白饅頭などの和菓子にあんこが使われています。

  • 畑地製菓舗
  • 〒647-0023
  • 新宮市蓬莱3-7-1
  • 営業時間:8時~17時
  • 休日:不定休
  • TEL:0735-22-3056

エンゼル(ケーキ屋)

国道42号線沿いにあるかわいいエンゼルのロゴが目印のケーキ店です。人気のショートケーキから大きなホールケーキまでご主人がひとりで手作りされています。

あんパンなども作っておられます。生クリームとあんこをたっぷり使ったロールケーキもとても美味しいです。

  • 洋菓子のエンゼル
  • 〒647-0044
  • 新宮市神倉1-1-7
  • 営業時間:8時30分~22時
  • 休日:月曜日
  • TEL:0735-22-5492

ピーターパン‘s(パン屋)

新宮駅から歩いてすぐの人気のパン屋さんです。食べきりサイズでお値段お手頃で美味しいので、皆さんあれこれたくさん買って帰られます。

あん塩パンが人気とお聞きしました。揚げパンにつぶあんが入ったおはぎパンもおすすめです。

  • パン工房ピーターパン‘s
  • 〒647-0013
  • 新宮市春日3-9
  • 営業時間:7時~17時30分(売り切れ次第閉店)
  • 休日:日曜日
  • TEL:0735-22-3101

よってって新宮店(産直市場)

地元生産者自慢の野菜や加工品を取り扱っています。地元ならではの商品が見つかります。

各種ないとう製餡のあんこと煮豆、小豆や大豆など豆類も置いております。

  • 業務スーパー&産直市場よってって新宮店
  • 〒647-0071
  • 和歌山県新宮市佐野785-1
  • 営業時間:9時~19時
  • 休日:年中無休(1/1~1/3は休業)
  • TEL:0735-31-5541

くずきりみのわ(くずきり専門店)

鎌倉市にある上品な大正レトロ建築のくすきり専門店。注文後に手作りするくずきりが名物で、ぜんざい、おしるこ、白玉あんみつもございます。

ないとう製餡を食べて美味しかったとご連絡いただき、それ以来ずっとあんこを使っていただいております。

  • くずきりみのわ
  • 〒647-0044
  • 神奈川県鎌倉市佐助2-6-1
  • 営業時間:HPの最新情報を参照
  • 休日:HPの最新情報を参照
  • TEL:0467-22-0341
  • HP:http://www.kamakura-minowa.com/

since2019 株式会社ないとう.